2011年度発売・発表のAlbumの中から10作品を選びましたー。
一応全ジャンルから選出をしました!趣味があるのでかなり偏った感じになってますがw
順位・作品の選出は独断と偏見で決めましたので宜しくお願いしまーす。
10. Ritual Union by Little Dragon
日系スウェーデン人であるYukimi Nagano率いるSwedish Electronic BandのLittle DragonのRitual Unionが10位!
OFWGKTAのSyd Tha KydがSecondsのRemixを手掛けたとこから知ってる人もいるんじゃないでしょうか?
Seconds (Syd The Kyd of OFWGKTA remix) by
Little Dragon
Yukimi Naganoの気怠く浮遊感のあるVocalに、PopでDreamyだけどどこか不気味さがあるバンドサウンドが相俟って独特な世界観が築かれてるアルバムになってますねー。The XXとかBest Coast好きな人は間違いなく好きな一枚じゃないかなと思います。Yukimi Nagano自身はR&Bに影響を受けてると言っているみたいなのでR&B好きな人も聴きやすいんじゃないかなとは思いますねー。
09. We're New Here by Gil Scott-Heron & Jamie XX
故Gil Scott-Heron翁(2011年5月に亡くなりました…)の「I'm New Here」をThe XXのJamie XXが再構築したRemix版とも言えるこの一枚が9位!
20を越えたばかりの若者と60を越えた御大のCollaborationってのが面白いよね。The XXは知ってるけどGil Scott-Heronは知らない、その逆でGil Scott-Heronは知ってるけどJamie XXは知らないって人どちらでも両者の素晴らしさを感じられるんじゃないのかな。
Post-DubstepにMinimalなJamie XXの創る音に、Gil Scott-HeronのSmokyで渋い声が重なって、今までありそうでなかった作品が出来上がったと思う。
NY is Killing MeはAnthem間違いなしな格好良さ!アルバム全体を通して凄く良く出来てる作品だと思います。
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08. Goblin by Tyler, the Creator
OFWGKTA (Odd Future Wolf Gang Kill Them All)のリーダーであるTyler, the Creatorのメジャーデビュー盤が8位!
これが一番順位に迷いましたw TOP10に入って然るべき作品なんだけど、順位付けするとなると下でもないけど上でもないみたいな感じでw
Yonkersについてはもう語ることもないくらい語り尽くされてますよね。あれは衝撃的でした。曲自体も然り、MVは特にw
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アルバム全体でみるとHazyな雰囲気だけど、底から響いてくるようなBassとTylerの声、激しく攻撃するようなLyricsが耳を突き上げる感じですね。Track Makerとしても凄い才能だと思う。世界観が凄すぎる。ただ、Crazy過ぎてついていけない人も多数だとは思うw
こういった作品がBillboardランキングの上位に入ってくるUSAの土壌ってのは本当に成熟しているんだなって感じる。
07. Cole World: The Sideline Story by J. Cole
Roc Nation所属のJ. Coleのこちらもメジャーデビュー作が8位!
星が輝いてる夜中から夜明けにかけて聴いていたいような作品ですかね。ゴリゴリのHip HopじゃなくてR&B調な作りでお洒落にアルバムを創り上げてます。派手で主張してくるような曲はあまりないもののアルバム全体で聴かせにくる、聴きたくなる作品じゃないかな。
元々Mixtapeでかなり注目されてて、このアルバムを出す前に発表した「Friday Night
Lights」の完成度もかなり高かったから必然とこのアルバムも期待されてましたよね。
Ghetto生まれでもGangsterでもないので、LyricsもRapperによくありがちな内容ではなく、自身の生活、自分の経験などからきてるから共感出来る面もあるのではないかな。
アルバムに入ってる殆どの曲のProducingを自身で行ってるし、feat. 曲も少なく(その分選別された人選になってるのでは)一人の力でこれ程のアルバムを創り上げられるのだから素晴らしい才能ですよ。
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Leading SingleのCan't Get Enough feat. Trey Songzは必聴!
Trey Songzとの相性も良いけど、Missy Elliottともかなり相性良いなー。
新生で有能な東海岸流のRapperが出てきました。
06. James Blake by James Blake
数いる中のJBでもElectronic界のJBと言えばのJames Blakeの待望のFull-Length Albumが6位!
BBCが期待の新人を選出する「Sound Of 2011」でも2位にランクインしてた逸材です。
Blue Eyed Soul×Post Dubstep/soundとも言えるようなアルバムで、EmotionalでSimpleだけど、重厚なBass音にJames BlakeのEffect処理がされたファルセットが絡みついていく。
Post-Dubstepを語るならこのJames Blake本人、アルバムは欠かせないでしょうね。
自身の声も音の一部のような感じでEffectたっぷりかけていて、その声/音がBluesyで美しい。深夜、水辺で一人ポツンと佇んでいるような錯覚させられるような雰囲気。
FeistのThe Limit To Your LoveをCoverした(最早一度壊して、再構築したのが正しいのかも?w)同名の曲はピアノの音色の美しさにBass音の力強さ、加えてJames Blakeの声の繊細さが相俟って素晴らしい曲になってると思います。
James BlakeのCover ver.
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こちらがFeistの原曲の方
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James Blakeの原曲の再構築を楽しんでみるのも一興では。
05. Watch The Throne by Jay-Z & kanYe West
No need to ExplainなJay-ZとkanYe WestのCollaboration Albumが5位!
これも相当順位に迷いましたねー。
これは完全に僕の見解で合って色々思う人はいると思いますが、、、
その順位に迷ったと言うのも、アルバムではBonus Track扱いになってますが、一番最初に発表されたH•A•M
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この曲でkanYe Westの前作My Beautiful Dark Twisted Fantasy(以下MBDTFと表記)的な路線で行くよ!継承しちゃうよ!って提示されたと思うんだけど、
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H•A•Mの発表から半年後、アルバム発売の1ヶ月前に発表されたこのOtisが全然違う路線な曲だったんですよね。どちらも曲としてのQualityは高いんだけど、kanYeらしさ全開でキャッチーなOtisを聴かされてしまったら、やっぱりOtis系の路線での雰囲気なアルバムを期待してしまう訳ですよ。しかも、やっぱり直前でのシングルカットってそのアルバムを象徴するようなのが多いと思いますし。
が、発売されたアルバムはH•A•M/MBDTF路線だったんですよね。
いや、MBDTFは僕の中でのNo.1、All Time Best/Favoriteで大好きなんですけど、Otis路線の方が自然と言うか、二人の息が合っているような気がしまして。
と言うか、
MBDTFはkanYeの (Taylor Swift事件等での) 自己嫌悪や後悔、罪悪感、溜まりに溜まった下世話な世間への不満、彼の 感情の脆弱さに 暴力性、 彼の強大で力強い野心にエゴ、リビドー・ポルノ、Hip Hopに対する彼の勝手な 使命感やら何やらが渦巻いて、圧縮されて、吐き出されたような「幻想」とTitleに入れるには到底似付かわしくない、人間臭く、欲求にまみれた作品なんだと思う。
そのMBDTFはHip Hop史上に残る最高傑作だった訳で、それを継承するってことはMBDTF以上のレベルの作品を創り上げないといけない、いや、創らないと許されないことなんですよね。特にJay-ZとkanYe WestっていうHip Hopの2大スターが関わっているなら尚更のこと。
だから、MBDTF路線でいくってことに対して相当な不安をいだいていたんですよ。
で、蓋を開けてみるとWatch The Throne(以下WTT)はMBDTFを継承したアルバムの雰囲気・構成だったので、正直残念だったし、危惧していたことが起きてしまったような感じでした。
アルバム中では路線が違うOtisは浮いてしまってるような感じだった。他の収録曲で言うとThe JoyもOtis路線だと思うんですが、こちらはBonus Trackなのでアルバム構成には影響はそんなにないのかなと思います。
MBDTFとは違う路線で且つOtisが凄い好みなサウンドだったこそから、WTTでは上記の不安も含めて裏切られた気分にされてしまった訳ですよ。
9th Wonder(Little Brother)もtwitterで「好みじゃない」「発展性や試みは理解できるが好みじゃない。」「Musician/Beat Maker/Hip Hopを生業としている一人として、Outkastの「Aquemini」を聞いた時のように畏怖を感じたかった。」と発言してましたね。9th Wonderとしてもこの二人からはAqueminiを越えるような作品が出来るのではって思ってたけど、蓋を開けたら…ってことだったんですかね。
とまぁ、これらのようなことがあって5位に落ち着きましたね。
でもやっぱりTOP 5に入ってくるってことはこの二人の実力は突き抜けてるものがあるってことです。
kanYe West自身を始め、88-Keys, Q-Tip, The Neptunes, RZA, Swizz Beatz, Mike Dean, Lex Luger, No I.D.にPete RockというProducer陣。
feat.勢もBeyoncéに新進気鋭のFrank Ocean, kanYeと相性の良いMr Hudsonらの起用。
Song WritingではThe-DreamにBruno MarsやJustin Vernon(Bon Iver), Pharrell WilliamsにKiD CuDiが関わってたりともう豪華って言葉では言い表せられないくらいの面々が揃っているんですよね。
上記では結構酷評気味に書きましたけど、発売まで前後の流れを無視してWTT単体だけでみると素晴らしい出来だと思います。(酷評しちゃったりは僕が特にkanYe Westが、MBDTFが好きだってのが主な原因なのだと思いますw)
音を聴いてもあれだけのProducerとkanYeなんだから非の打ち所がないくらい隙がなく創り込まれているのが分かるし、Jay-ZとkanYeのRapでの絡みも想像してた以上に良い化学反応が起きてました。
04. Take Care by Drake
Drakeの待望の2作目のTake Careが4位!
最初に一周目聴いたときはアルバム全体としては凄い纏まっててDrakeの世界観が伝わってくるんだけどもImpactに欠けると言うかどこか物足りないって感じだったんだけど、そう思っていても何故か引き寄せられると言うかDrakeの醸し出す雰囲気に魅せられて何周も聴いてしまう感じなんだよね。で、何周も聴く内に良さがドンドンと増していくスルメな感じのアルバムでした。
で、あれよあれよと僕の中のHip Hopランキングでは一位になってましたw
Guest陣も身内でガッチリと固め、Producerも旧知の仲であるNoah "40" Shebibが大半の曲を手掛けいて、今作ではDrake World全開でこういうことがやりたいんだってハッキリしましたね。
86分(Bonus Tracks含め)もあって普通ならグダったりしそうなんだけど、途中でダレたりせずにスーッと聴き流せて世界観に身を任せられる感じですね。
アルバム発売前から自身のBlog "
October's Very Own "で何曲かFree Downloadで発表させて(それらの曲はアルバムには収録されていません)話題も集めてましたしね。
最初に発表されたこのMarvins RoomとかDrakeらしい感じの曲ですねー。